好きなギターとギタリスト①:マイク・ブルームフィールド

meiteizz2005-05-18

爺は、ギター、特にエレクトリック・ギター(略してエレキ)が大好きだ。
だから、聴く音楽もギター物が多い、ってのは事実だけど、インスト・オンリーは苦手なのである。
やはり、唄があってのギター、が本命。
ということで、月曜の「今週の45’s」に続く新企画第二弾、好きよ、好きよのギターとギタリストのお話。
(う〜ん、でも何時まで続くかな?真っ黒シリーズも休止中だし、南部の旅は旅費不足だし・・・。)
やはり、第一回目は、マイク・ブルームフィールドだ。
この人、不遇の人と言えなくもない。
ポール・バタフィールド・ブルース・バンド時代には、米国にマイク・ブルームフィールドあり、とクラプトンを筆頭に英国ミュージシャンの嫉妬を集めたのに、繊細な精神状態のせいか、演奏の出来・不出来の差が激しく、自ら、一般的な人気や、メジャー・シーンから遠ざかって行ったような気がしてならない。
爺が、彼を知ったのは、ゴールデン・カップス経由なのだ。
カップスがカヴァーしたバタフィールド・B・Bの「絶望の人生」におけるエディ藩のギターは、まんま彼のコピーだった。
その上、ギターまで同じのを使うという具合。
爺が最初に手にしたメイド・イン・USAのギターは、彼等が使ったのと同じフェンダーテレキャスターのローズ・ウッド・ネック。
(スティーヴ・クロッパーも同型を使っていたしね)
その後、彼がハンバッキン・ピックアップのレス・ポールに持ち替えたのは、決してクラプトンを意識した訳でない。(時期的なことは調べてないが)
彼は、ヴィンテージ・ギターのブーム以前から、色々なギターを弾いている写真が残っている。
P−90付きのゴールド・トップ・レスポールとか、ストラトなんかも使っているが、バタフィールドB・B時代はテレキャスターだ。
不思議なのは、メイプル・ネックのストラトやテレキャを使っていないようなのである。
爺と一緒で、汗っかきなのかな〜?
ということで、マイク・ブルームフィールド関係で最初に買ったレコードは、「絶望の人生」入りの「イースト・ウェスト」だった。
単なるホワイト・ブルースと思っていた爺は、アルバム・タイトル曲「イースト・ウェスト」や「ワーク・ソング」の演奏にはショックを受けた。
同時期に国内盤が発売されていたクリームより、格好良く思えた。
ということで、次回は、それ以降のマイク・ブルームフィールド。
何故、クラプトンになれなかったのか・・・・・。
(って分かる訳、ないか)