どうしても

meiteizz2008-09-06

オールド・スタイルを好きになる傾向が多い。
音楽の話である。
最近のロックでも、ルーツ系に走ってしまう。
勿論、ソウル系も同じである。
しかし、ソウル系の新人さんには、オールド・スタイルの人は少ないようで、どうしても昔の人の新録に手が出てしまう。
しかし、昔の人といっても、’70年代に活躍した人と’90年代に活躍した人の新録では、当然サウンド・プロダクションが違ってくる。
先日、紹介したジェラルド・リバートのバック・サウンドが中途半端であったのは少々寂しい。
今回、入手したCDはサウンド・プロダクションもしっかりして、久々に堪能している。
’90年代のグループ出身だから当然だろうが、歌い手の力量というのも重要だが、バックのサウンドも同じように重要なのだということ。
爺が、今でも溢れるように出ているインディ・ソウルにあまり手を出さないのも、そういうところに一因がある。
(ま〜、お金が無い!ということが主因なのだが・・・)
Pookie Lane と Jason Champion という二人の歌い手なのだが、Pookieは「Ol'Skool」というグループ、Jasonの方は「Men At Large」というデュオの出身。

Pookieの方は、ディープなヴォーカルでミディアム〜スローな曲で押し通す。
「The Balladeer Of Southern Soul」といううたい文句がジャケットに書いてあるんで仕方ないが、贅沢を言えば、もっとダンサンブルな曲があれば良かったのだが・・・・。
Jasonの方は、Pookieよりも軽やかでアップ〜ミディアムな曲がナイスだ。
ロジャーばりにヴォコーダーも使っているのもグ〜!

そして、もっと古いグループの新作が出ていた。
そのグループの名前は「Soul Children」。
 ⇒ 
さすがに全員オリジナル・メンバーでの復活という訳には行かなかったようだが、J・ブラックフットとノーム・ウェストの男性二人は健在。
J・ブラックフットの歌声は相変わらずでソロの新作も入手せねばと思わせるが、ノーム・ウェストの方は少し大人しめ。
女性二人もなかなかで、アルバムとしても良い出来だ。
曲も「I'll Understand」や「The Sweeter He Is」などの焼き直しもあり、「The Sweeter・・・」ではマンハッタンズの「シャイニング・スター」を間に挟んだりで、オールド・スタイル好きな爺にゃ楽しめた。


リイッシューものも良いが、新作もチェックしなければ!と思う最近なのだが、懐が・・・・・。(^^!)