Willie、再び。

meiteizz2007-01-23

1980年代にPーヴァインから発売されたの皮切りに、その後東芝からCD化されたり、2004年には、CapitolとFameのレコーディングの殆どが再発CD化されたウィリー・ハイタワーの’80年代の録音がP−ヴァインからCD化された。
キャピトルやフェイムへの録音の他、彼の最高作といわれるマーキュリーへの録音も、音源としては持っているし、その後のサウンド・ステイジ・7への録音も聴いたことがあったが、80年代の録音があるとは知らなかった。
今回CD化された、それらの録音は、全盛期のキャピトルやフェイム、マーキュリー録音を超えたなどという事は決して出来ないが、バックの演奏の物足りなさを除けば、なかなかのものだと思える。
この録音を行ったのは、あのゴールド・ワックス・レーベルのオーナーだったクイントン・クランチだ。
ジェイムス・カーの復帰作も彼の仕事だが、’80年代というサザン・ディープ・ソウルの不遇期に、ウィリーの録音までしていたなんて、感謝!だ。
ロックにしろ、ソウルにしろ、リイシューが盛んな現在、重箱の隅をつっつくのは勘弁して欲しいが、こういうリイシューなら歓迎さ。