大阪・天下茶屋のライ・クーダー:五十一(いそいち)さんのライブ。

meiteizz2005-10-09

西早稲田の「ジェリー・ジェフ」というお店で、大阪のS・S・W、五十一さんのライブがあった。
このお店、以前から存在は知っていたのだが、出かけたのは初。
聞いてみると、開店から28年とのことで、店内はなるほどと思わせる風情。
店名は、勿論ジェリー・ジェフ・ウォーカーから。
ライブは、オープニング・アクトの嶋田陽平君からスタート。
「ジェリー・ジェフ」と同じ齢の嶋田君、まだまだ荒削りだが、なかなか面白い。
昨今、アコギを持つ人達にはストリート・シンガーが流行の為、ピックを使って大音量を出そうとしている連中が多い中、嶋田君はフィンガー・ピッキングで唄う。
ギター・テクも歌詞も唄も、まだまだの発展途中だが、メロディも「オヤっ」と思わせる部分もあったし、それ以上に言葉を大切にしようという気持ちが伝わってきた。
このまま「精進せ〜や」と激励したが、まずは場数を踏むことだろう。
冗談で、「五十一さんと3ヶ月くらいツアーしてみれば。」と言ったが、それも有り、かも知れない。
さて、五十一さんのライブだが、相変わらず唄もギターも力強い。
昨夜の客の入りは、散々。
色んな選択肢のあリ過ぎる東京だから、口コミも限界があるのか、もう少しパブリシティを考える必要が有るかも知れない。
3枚のCDに収められた「荒野」や「分け前」「Trouble Travel」などのオリジナルの他に、新曲も数曲疲労してくれた。
カバーも、沖縄の島唄「十九の春」、「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」や「朝日の当たる家」などを披露。

でも、何か変?
と思ったら、MCの言葉が関東風になっているのだ。
ツッコミをいれたら、ご本人も感じてた(笑)
五十一さんのライブは、お喋りも重要な部分。
沢山聞きたい、旅先で出会った人々のこと、美味しい食物&酒の話、釣りの話・・・・・。

今回のツアーは、北の方へ17本。
昨夜は、まだまだ2本目/17本。
旅はまだまだ続く。
来年には、レコーディングをはじめるとのことで、春に4枚目のアルバムに出会えそうである。

しかし、爺と同じ歳なのに、このパワーの差は何だろう。
爺も、先日依頼されたHさんのCDプロデュースのお手伝いを頑張ってみようかな・・・。


さてさて、五十一さんのライブ今夜は、爺の住まいの路線・南武線の先のほうの「谷保」で行われる。
終電の時間をさほど気にしなくていいから、また出かけてみようかな。

雨次第か・・・・。