至福の時

meiteizz2005-10-02

昨夜は、「にほんごのふぉーくとろっく」というイベントへ、下北沢まで出かけた。
このイベント、ライブとDJタイムの2本立てとのことだが、DJタイムの方は、23時から朝までとのことで、早寝早起きの年寄りとしては体力的に無理なので、ライブのみ、お邪魔した。
面子が素敵なのである。
アーリー・タイムス・ストリングス・バンド、高田漣有山じゅんじの3組。
お目当てのアーリーは、ん十年ぶりに見た5月の春一番以来。
やはり、小さな小屋で聴くと、いいな〜!
村上律氏のおとぼけと渡辺勝氏の生真面目の対極。松田アリちゃん&律ちゃんの掛け合い漫才風MCなど、音楽以外にも楽しめる要素満載。
先日、聴いたラスト・ショーといい、此の夜のアーリーといい、長い歳月を経て再活動。
単なる懐かしいだけでの再活動ではなく、村上氏のMCにもあったように、今が活動すべき本当の時期になったのだろう。
これを演らないと、アーリーのライブは始らない、という「ボガのテーマ」から「鐘の鳴る丘」へと定番のメニューで進む中、今回のライブに急遽組み込まれたという名曲「僕の幸せ」のイントロが流れ渡辺氏の唄声が響いた時、ホント来て良かった!と思った。
アーリーの楽しいステージのあとに登場した高田漣君(あえて君だな)は、さぞかしやり難かっただろう。
しかし、摩訶不思議な漣ワールドを展開。
リズム・ボックスやエフェクターなどが組み込まれたと思われるギターで、オルガン風の音などを出していた。
(あのギター、欲しいよ〜!)
これからが愉しみ、といったところか。
漣君のステージが終わろうとしたら、次の出番予定の有山氏が居残りを命じ、急遽、数曲をセッション。
そこで弾いた漣君のスライド・ギターからは、その前のサウンドから一変、粘りのあるスライド・サウンドが出てきた。
有山氏は相変わらずの有山ワールドを展開していたが、途中、ライブを見に来ていた中川イサト氏を引っ張り出し、数曲セッション。
イサト氏がギターを弾くと、自由奔放の有山ワールドもビシっと背筋が伸びるから不思議だ。
最後は出演者全員再登場で、「グッドナイト・アイリーン」。
いや〜、楽しい上に素敵で、ほんわかとした余韻を残してくれたライブだった。
(松田”アリちゃん”幸一氏のファンにもなりました。)
DJタイムへ、(無い)後ろ髪を引かれつつ、帰宅の途へ。
次も行きたいな。(また、誘ってね、はしばしさん。)


さて、今日は、我慢できずに遂に買ってしまったTHE BANDの箱物デーになる予定。


(デジカメを持っていくのを忘れたので、写真はアーリーのCDジャケットを)