昨日、戎橋・・・・・・

meiteizz2005-08-14

昨日は、大阪・戎橋側のキリン・プラザで開催中(7/23〜9/4)の「なにわ音楽博覧会」というイベントのトーク・ショーを聴きに行った。
「なにわ音楽博覧会」というのは、サブタイトル「'70年代以降の大阪サウンド・シーンをたどる」というコピーの通り、春一番や8・8・ロック・デイなど大阪発の音楽関連の資料などの展示やトーク・ショーやライヴなどが催されている。
昨日は、音楽ライターの上柴とおる氏と増渕英紀氏のトーク・ショーで8・8・ロックの話を中心に行われた。
8・8・ロックとは、'70年代の初めから末までに行われたヤマハ主催のロックのコンテストの通称。
中国・四国地方と関西地方の予選から決勝までの参加数は、ピーク時は1000組以上もあったとか。
ここでグランプリを取ると、レコード会社との契約が待っていたらしい。
トーク・ショーは、上柴氏の軽妙なしゃべりと増渕氏の昔のオイタ話などを交え、8・8の裏話なども披露された。
途中、当時のグランプリ・バンド:サザン・クロス(のちにキング・レコードからデビュー)のヴォーカル:大辻氏も参加して、裏話満載。
レコード会社との契約金にまつわる話や、事務所などに所属していない当時のバンドの悲哀など、面白い話がゾクゾク。
サザン・クロスの1回目の決勝大会の音源(リトル・フィートのカヴァー曲)も披露されたが、当時の審査員もビックリのリズムでびっくり。
審査員全員絶賛もカヴァー曲のため、グランプリが取れず、次回のオリジナル曲にてグランプリを獲得したとのこと。
面白いもので、サザン・クロスの2枚のアルバム(CDで再発中)を聴くかぎりでは、このフィートのカヴァーの印象はない。
大辻氏にその旨を話すと、「*******」と裏話を。
そんなこんなで、楽しいトーク・ショーはあっという間に1時間半経ち、惜しくも時間切れで、マダマダ感を残し終了。
増渕氏持参のアイドル・ワイルド・サウスのレコード・デビュー・コンサートの音源なども披露された。
ト−ク・ショー終了後の楽屋では、もっと昔話が炸裂。
関係者の方の口からは、来年あたり8・8ロックを復活させようかなどと、本気とも冗談ともつかない話が飛び出す。
果たして、どうなることやら・・・・・。