酒が飲みたい夜は

meiteizz2005-04-17

酒が飲みたい夜は
酒だけではない
未来へも口をつけたいのだ
日の明け暮れ
うづくまる腰や
夕暮れとともに沈む肩


〜(中略)


酒が飲みたい夜は
ささくれ立った指が
着物のように来た夜を剥ぐ
真夜中の大地を
掘り返す
夜明けは誰の葡萄のひと房だ



アルバム「ねこのねごと」の中の「石」〜「ねこのねごと」〜「酒が呑みたい夜は」のところを繰り返し、聴いた。
他のアルバムとちょっと違う空間があるアルバム。
「石」の再録は力強く、このヴァージョンが好きだ。


天国でいい飲み屋を見つけたかい、翁。