素晴らしきライヴ③〜浪花ソウル・ダイナマイト!

昨夜は、久々に「大西ユカリと新世界」のライヴを堪能した。
最近、遠ざかっていた大西ユカリの世界。
大阪へ来てからは、テレビの画面(グルメ番組や地域紹介)で見る機会はあっても、CDもあまり聴いてなかったが、ある方面の好意により、ライヴへ行ける事になった。
会場は、1000人クラス(?)のホール。
客層が、また素晴らしい。
老若男女、クラブ通い風のカップルやヤンキー風(スカジャン)の男二人組、おばちゃんのグループ、サラリーマン、老夫婦などなど。
お洒落感覚からご近所さんまで、入り乱れた客層を見るにつれ、ライヴへの期待が高まる。
15分の遅れでライヴはスタート。
白いパンタロン&胸フリルの白いブラウスに赤いベスト、というお揃いのコスチュームのメンバーは、3リズムにキー・ボード、アルト&テナーのサックスの6人組:新世界。
今回はバック・ダンサーは無し。
スタートしたイントロから、サウンドは'70年代風ソウル・バンド。
曲は「昭和」の香りプンプンの歌謡曲
しかし、唄はソ・ウ・ル!
今回のライヴは、以前と何か違う?そうか、MCが少ないのである。
少ないMCの中で、大西ユカリが言っていたが、今回は唄がメイン。
そのため、ダンサーもいない、とのこと。(といいつつ、1曲だけダンサーが6人付いていたが)
2部構成のライヴ、1部は、少し物足りなさを残しつつ、約45分で終了。
15分ほどの休憩を挟み、2部スタート。
おっ、衣装を変えたか、と思ったら、ベストのみ変更。(ん、リバーシブル?)
やはり2部もMCが少ないが、1部の消化不良を吹き飛ばすくらい、ノリはバリバリ!
「北国行きで」やソウルフル「雨の日のあやまち」などなど熱唱。
「たまらんブルース」「顔を洗って出直します」など新作アルバムからの曲が多い。
(といっても、毎月連チャンでアルバムを出していたので、どれがどのアルバムに入っているのかは、分からない。)
ジャングル・ビート風のドラムのリズムだけで唄い出す「踊ってくれませんか」という新曲。
いい唄だな〜、と思っていたら、作者紹介ということで、元憂歌団の木村氏がレス・ポールを抱えて登場。
観客も爺も興奮!!
木村氏とデュエットで、もう1曲。
オーティスの「トライ・ア・リトル・デンダネス」のイントロを彷彿させる出だしのスロー・ナンバーは、木村氏作のスィート・ホーム大阪を唄った「天王寺」(というタイトルだと思う)
そして、木村氏フィーチャーの最後は、ご存知「お掃除おばちゃん!」
いやはや、木村氏もバンドも、観客も大ノリ!!
勿論、爺も〜!
これで、ますます火がついた大西ユカリとバンドは全力疾走!!
気が付いたら、もう2部は1時間半くらい経過。
最後に、また木村氏登場!
しかも「タイガー&ドラゴン」を唄う。
あああ〜、来て良かった〜!!
アンコールの締めは、大西ユカリが一人で残り、衣装を変えつつMC.
何だろうと思っていたら、メンバー全員、コスプレ。
警察官と学生、インチキ風画家、刑事とそれに捕まった職人風、何故か剣道着、そして大西ユカリが食堂のオバチャンに変身して唄うは「恋の京阪神
最後の最後、フィナーレは松竹新喜劇風でした。(吉本ちゃうで)
あ〜「素晴らしきライヴ」でした。
満腹、満腹。
勿論、真っ直ぐの帰宅は勿体無い、ということで、一緒に行った人達と、余韻を楽しむために、ちょっと一杯。
ホント、ちょっとでしたよ、時間が遅かったからね・・・・。

(注:画像は今回のライヴとは、関係ありません。念のため。)