遅いけれど

meiteizz2005-04-12

ソウル・ファンであれば、名前くらいは聞いたことがあるだろう「ジミー・ルイス:JIMMIY LEWIS」が昨年9月に癌で亡くなっていた、ということを、あるソウル系のサイトで今日、知った。
ひょっとしたら、音楽誌などに訃報が載っていたのかも知れないが、日々の情報収集に疎かな爺が気づかなかっただけのかも知れない。
ジミー・ルイスは、1960年代に歌手デビューはしているが、ある程度の知名度が出たのはレイ・チャールズに見出されて、レイのレーベル:タンジェリンからレコードを出してからである。
'74年にホットランタ・レコードから出したアルバム「Toatally Involved」は、西海岸の製作で、デヴィッド・T・ウォーカーやウィルトン・フェルダーなどがバックをつとめているが、しっかりしたソウル・サウンドで、'70年代のソウルの名盤として名高い。
このアルバムでは、P−VineからもCD化されたし、英国でも未発表を中心にしたCDも出されたことがあった。
このアルバムを出した後は、ライターやプロデューサーとして活躍し、レイ・チャールズやZZヒルボビー・ウーマックなどに曲を提供していたり、レイのアルバム・プロデュースなどを行っていた。
'90年代後半から、再び自身のアルバムを数枚出しているが、このアルバムを超えたのはない。
享年66歳。
まだまだ、活躍できる年齢だった。
遅いけれど、合掌!