いろいろな生活

meiteizz2005-03-14

「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ〜♪」と植木等が唄ったのは、随分昔の話。
その気楽な稼業だったサラリーマンも、爺の歳になると会社のお荷物だ、みたいにリストラの渦中にある。
バブル期も大した恩恵を受けなかった団塊の世代の親父達の涙は、太平洋から溢れ出している!
なんて、ことは全然思っていない。
やはり、爺は「鶏頭」なのである。右見て、左見て、右見たら、みんな忘れちゃう。
明日3/15は確定申告の締め切り日で、知り合った自営業の人たちの悪戦苦闘している声が、あっちこちから聴こえてくる。
かっては、自営業の人達や公務員を羨んだこともあったけれど、よ〜っく考えたら、どんな仕事でも色々大変なんだってことが、随分前に分かった。
どれ位前だっただろう?一人で呑みに行くきっかけになった店があった。
最初は、一人ではない。
だが、通ううちに一人で行く方が居心地が良くなる。
酒飲み、特に一人で飲みに行くのが好きな人は、飲み屋で知り合った人達のいろんな知らない話を聞くのが楽しいから、なんだと気づく。
そこの飲み屋の親父とその弟、大工の親父、真冬でも半袖で日焼けして若いオネエちゃん好きな屋根吹き職人の社長、今まだ活躍している飲んだくれS・S・W、食えない演劇マン、かっては渋公や野音も満杯にしたことのあるバンドのヴォーカル、教育映画などで全国を飛び回るおばちゃん、など等、同じサラリーマンだけで飲むのより百倍も楽しい世界なのだ。
で、気づく。皆、それぞれ大変なんだと。
大阪へ来て、そういう機会は減ったけれど、やはり一人で飲みに行くのが好きなのは変わらない。
しかし、小説や映画みたいな女性との素敵な出会いが無いのは、寂しい限り・・・。
う〜ん、やっぱり、サラリーマンは気楽な稼業!なのかも知れない。(かな〜?)