ワン・モア・タイム=ザ・ゴールデン・カップス

meiteizz2005-03-11

一昨日、やっとカップスの映画「ワン・モア・タイム」を見に出かけた。
20:30からのレイト・ショーだったので、時間調整に梅田のA・Hで久々に呑む。
風邪と腰痛の繰り返しで1ヶ月以上もご無沙汰していた。
マスターが、前回頼んでいたレイ・チャールズのカントリー・アルバムをMDにダビングしてくれていた。
律儀なマスターだ、感謝、感謝!
小一時間ほど呑んで、映画館へ。
なぬ!整理券、ふざけるな!と、酒が入っているのと、早く見たいのとで、イライラ。
整理券を出すほど、客はいないのに・・・・。
映画は2時間10分ほど。楽しく感じる映画は、あっという間に終わる。
少ないお客は、エンド・ロールが流れ出しても、席を立たない。
やはり、好きな人だけが来たんだろうな、と納得。
映画の出来としては、一流とは言えないが、カップスへの愛情はたっぷり!
前半のドキュメントが、もう少しちゃんとしていれば、もっと素敵な映画になっていたかも。

後半のライヴは、現在進行形!
トキさん(デイヴ・平尾)の出番は少ないが、現役ミュージシャン:ミッキー(吉野)&コーちゃん(エディ・藩)はバリバリ・エンジン全開。
サウンド面を考慮して、サポート・メンバーを入れていたのは正解。
病み上がりのマー坊(ルイズ・ルイス・加部)のサポートには、元ゴダイゴのスティーヴ・フォックス、マモル・マヌーのサポートは元ブル・クリの樋口マサユキ、そしてギターに地元・横浜のミュージシャン・中村裕介の3人。
皆、いい仕事していました。
コーちゃんが唄う「横浜ホンキー・トンク・ブルース」、思わず一緒に口ずさみました。
爺よりも先輩バンド・マン(ミュージシャンより、こっちがピッタリ)が、まだまだ活躍しているのは、とても嬉しいことだ。

あの時代、東京や大阪には無い、独特の世界が横浜・本牧にはあったの間違いない。
横須賀にも無かった世界だろう。
もう、日本には存在しない、そしてこれからも、と感じて帰路に着いた。