グリース・バンド そして ヘンリー・マックロウ ①

meiteizz2005-01-12

このところ、風邪気味で調子がよくない。
昨日も今日も早めに帰宅して、ゴロゴロしながらCDを聴いている。
その中の1枚が英国スワンプの雄、グリース・バンドの2イン1のCD。
グリース・バンドは、ジョー・コッカーのバック・バンドとして名をあげたが、後にウィングスに参加したヘンリー・マックロウがいたバンド、というのが分かりやすいか?
メンバーはHENRY McCULLOUGH(ギター&ヴォーカル)NIEL HUBBARD(ギター)ALAN SPENNER(ベース&ヴォーカル)BRUCE ROWLAND(ドラム)の4人組。
元々、ギターX2、ベース、ドラムの4人組だが、キーボードのクリス・ステインも準メンバーだったようだ。
バンドとしてのアルバムは2枚。
ファーストはジョー・コッカー経由レオン・ラッセル絡みか、’71年にシェルター・レコードから出された。
独特のギター・リフやヘンリーとニールのギターの絡みも面白い、スワンプ・サウンド
しかし、デラ・ボニやレオン・ラッセルなどのLA・スワンプ・サウンドとは少し違う。
ちなみに、2003年にHUXから再発されたCDにはボーナス・トラックとして、BBCセッションが5曲追加されている。
アメイジング・グレイス」と題されたセカンドは、若干編集ものっぽい部分もあるが、サウンドは、ファーストのルーズなスワンプ・サウンドと比べ、サウンドは変化にとみ、カントリーっぽいところというか、ロニー・レーンのスリム・チャンスっぽいところもあって、こちらの方がとっつき易い。
スリム・チャンスもカヴァーした「ブルー・マンデー」も収録。
バンドの活動は、ジョー・コッカーのバックを含めても3〜4年間(’68〜’72)だったようだ。
もともと、色んなバンドを渡り歩い来た各メンバーは、グリース・バンド解散後も、ココモやスリム・チャンスに参加したり、ブリン・ハウォースやロバート・パーマーやフランキー・ミラー等など多くの人のバックに参加している。
そして、このグリース・バンドの中のギター&ヴォーカルのヘンリー・マックロウは、爺の大好きギタリストの一人なのである!
まだまだ現役のようだ!!

というところで、体調不十分のため、次回へ続く〜♪