COUNTRY SOUL BROTHERS IN THE AMERICAN SOUTH

以前、取り上げた「THE COUNTRY SOUL REVUE」の前振り的アルバム「Country Got Soul」のVol.1 &２を入手していたので、やっと紹介。
（1も２もレコード・コレクター誌で紹介されているが、敢えて）
この２枚のＣＤは、'６０年代後半から'７０年代の音源を中心に新旧取り混ぜて収録している。
曲のタイプも、もろソウル的な曲から、レイドバックした曲や、ポップな曲まで、これまた取り混ぜている。
２枚の両方に収録されているのは、ラリー・ジョン・ウィリアムズ、トニー・ジョー・ホワイト、エディ・ヒントン、トラヴィス・ワーマック、ドニー・フリッツ、ダン・ペンなどの有名どころ。
ボニー・ブラムレットは、Ｄ＆Ｂとソロと２曲収録されているが、各々、アルバム「ホーム」と「イッツ・タイム」からの曲で、ちょっと残念。
えっ、と思う人では、Vol.2収録のタウン・ヴァン・ザントと、ロブ・ガルブレイズ。
ロブの曲は、自身のアルバム「ナッシュビル・ダート」('７０年）からの曲。

また、ボビー・ジェントリーは、ちゃんと聴いたことがない人だが、収録曲はイメージと違って、なかなかグッドだ。

VoL．1収録のトラヴィス・ワーマック「ユー・ベター・ムーヴ・オン」（アーサー・アレキサンダーの曲）や、チャーリー・リッチ「ヘイ、グッド・ルッキン」（ハンク・ウィリアムズの曲）は、よりディープ＆ファンキーな歌に変身している。
ドニー・フリッツのＶol.1収録曲は、セカンド・アルバム収録曲だが、Vol.2に収録の「Ｍuscle Shoals」は未発表のようで、タイトル通り、マッスル・ショールズの事を歌っている（ようだ。なにせ英語力弱いので。）
御大ダン・ペンのVol.2収録曲は、元グリーン・オン・レッドのギタリストで、ルーツ・ロッカーのチャック・プロフェットとの２００３年の作品。
英国盤で、お値段ちょっと高めですが、興味のある人は、どうぞ！