もし、貴方がこれらのブルースが好きなら

meiteizz2004-12-05

あなたの喜びとしてプレイしなさい。

う〜ん、うまく訳せない。
「If You Love These Blues,Play'em As You Please」と題されたこのアルバム、マイク(マイケル)・ブルームフィールドのファンの中では、入手困難とされたギター・プレイヤー誌のおまけのレコード(ムラのある彼にしては上位の出来と噂の)と、ウッディ・ハリス氏とのギター・デュエットによるゴスペルのインスト・アルバムをカップリングしたCDだ。
いつもの休日の散歩の途中に寄った某T・レコードでは、クラプトンの次の泥鰌を狙っているのか、推薦盤として大量に陳列してあった。

マイク・ブルームフィールドは、爺のギターの心の師匠である。(もう一人はジェシエド・デイヴィス)
といっても、彼のレコードやCDを全て持っているわけではない。
このCDの元になっているレコードは2枚とも持っていない。
何しろ、彼はムラっけがあるようで、出来不出来の差が激しいように思える。
という訳で、何でもかんでも、というわけにはいかない。
ま〜その辺は近いうちに取り上げる予定ということで、このCDだが、前半はギター・プレイヤー誌のおまけだから、当然教則的な内容である。
が、しかし!(ナレーションがちと邪魔だが)、内容はばっちり。
B・B・キングやTボーン・ウォカー・スタイルのエレキから、アコギによるカントリー・ブルース・スタイルまで、歌い、弾いている。
これを聴くと、クラプトンの最近のブルース・アルバムがつまらない理由が分かる。(クラプトン・ファンの皆さん、ごめんなさい!)
中には、カントリーの方のジミーロジャース・スタイルまでご披露している。
彼のファースト・ソロ・アルバム「イッツ・ノット・キリング・ミー」を聴いていれば驚きはしないのだが。
前半最後は、彼の好きなブルース・メンの名をズラズラとラップ(?)していく曲で締めくくる。
後半のギター・デュオは、こんな一面もあるんだ、くらいで、可もなく不可もなく、である。
前半のみで、爺は満足!さ〜、
ギターを引っ張り出して、練習、練習・・・。
おまけの写真は「イッツ・・・」から

このレスポールがフレディ・キングが弾いていたのと同型の'53〜'54年製のレスポール。クラプトンが憧れて手に入れたというレス・ポールより古い型。