シングル盤で聴く爺的名盤・迷盤:国内編⑤

アダルト・オンリー!

あまく危険な香り / 山下達郎


大瀧詠一と並ぶ、無類のポップス・クレイジー山下達郎氏が、故フランク永井氏に歌って欲しいとして作ったといわれるこの曲、結局は実現しなかったが、'82年に山下氏自身歌で発売された。
素晴らしい出来栄えで、大好きな曲の一つである。
曲は、まんまカーティス・メイフィールドなのは笑えるが、フランク永井氏ばりの大人の魅力を醸し出している。

ウーマン / フランク永井


上記の曲では、実現しなかったコラボレーションが、この曲で実現。
作詞・作曲・編曲・プロデュースが山下達郎氏。
少し音程がふらつく部分(Zのレコードのせい?)もあるが、フランク永井の低音の魅力満載のこの曲、日本のポップスのスタンダードになりうる、ってのは少しオーヴァーかな〜。
山下達郎フランク永井のコンビ、もう少し早い時代に出会っていれば、服部良一氏ばりの名曲を沢山産み出していたかも知れない。
B面は、伊藤銀次・作詞/山下達郎・作曲による「愛のセレナード」
機会があれば、ご一聴を!

これにて、このシリーズは一旦、終了。次回からは、「真っ黒シリーズ」&「南部の旅シリーズ」を再開予定です。