シングル盤で聴く爺的名曲・迷曲:国内編④

ジャイヴ 、コミック?

電気クラゲ/なかよし音頭 : ダディ竹千代&東京おとぼけキャッツ


これこそ、ライヴが命!の面白バンド。
東京おとぼけキャッツは、ウシャコダ以上のステージングで、楽しませ笑わせてくれた。
シャモジでギターやベースを弾くのは序の口、大根などの野菜でも、なんでも使っちゃう。
しかし、決して受け狙いだけのバンドではなく、実力もちゃんと備えていた。
ここのドラムは、あの「そうる透」氏だ!
そんなバンドが、レコード・デビュー!1978年のこと。
やはり、シングル1枚で終わり。(仕方ないね!ライヴいのち、だもんね!)
兄弟バンド(?)に野毛ハーレム・バンドというのがあって、これまた面白かった。
(ひょっとしたら、メンバーの一部は重複していたのか・・?)
このような、本気で笑わせてくれるバンドは、もう登場することはないだろう。
あの時代が生んだ鬼っ子なの知れない。

おいこら、お嬢ちゃん : 吾妻光良&スウィング・バッパーズ


今でこそ、ジャンプ&ジャイヴ・ミュージックを演奏する日本のバンドは、けっこういるみたいだが、20年くらい前はブルースをやるバンドは沢山いたが、ジャンプやジャイヴを演るバンドは、このスウィング・バッパーズと、あと片手であまるくらいだった。
今や、某テレビ局の音声技師のバンド・リーダー:吾妻氏は、学生時代(?)から東京のブルース・シーンでは有名なギタリストで、ホトケ氏のバンド:ブルー・へヴンなどでご機嫌な演奏が聴けた。
そんな吾妻氏がやり始めたこのバンド、メンバーに、職業ミュージシャンはいないらしいが、この20年で、こつこつとアルバムを数枚も出している。
「継続は力なり」、アマチュアの鑑である。
彼らの魅力のひとつに、ジャンプ&ジャイヴ・サウンドに乗せた歌詞の面白さがある。
機会があれば、是非一聴してみて下さいませ!