シングル盤で聴く爺的名曲・迷曲:国内編①

アイドルワイルド & センチ

爺の持ってるレコードやCDの中で、アルバムもシングルも持っているというアーティストは、とても少ない。その上CDもアナログも、となると片手で余る。しかも、日本人だと、なおさらだ!
そんな中に何故か、アイドルワイルド・サウスと、センチメンタル・シティ・ロマンスのファーストがある。
タイプの違う、この二つのグループの共通点は何かな〜?、と考えるてみると、「心地良い疾走感!」だ。

そして神戸・・・「DADDY/今日もおいらは」


アイドルワイルドのライヴを見た記憶は一度しかない。どれくらい前だろう?
彼らがアルバム・デビューする直前か直後、東京のサンケイ・ホールだったか、FMホールだったか・・・。
アルバムの裏の写真と同様にギブソン・SGスペシャルを弾く二人のギタリストが、やけに格好良かった記憶がある。
その一人・松浦氏がツイストに参加して、レスポールを弾く姿をテレビで見た時、はじめは同一人物とは気づかなかった。
アルバムの1曲目のこの曲、ピアノから入るイントロがやけに格好いい。
オールマン系のサザン・ロック・バンドといわれるアイドルワイルドだが、ポップな面もあるし、オールマンでいえば、「ブラザー&シスター」に近いのかな?
今のところ、このシングルとアルバム、そして「夕焼け祭り」のDVD(今だ未購入)の中の数曲が、アイドルワイルド・サウスの全てのようだ。
しかし、CDの上柴とおる御大の解説によると、セカンド・アルバム用に準備していた曲を含むライヴ音源があるらしいので、是非CD化して欲しいものだ。

神戸から名古屋へ・・・「うちわもめ/籠時」


この曲を含む、センチのアルバムも大好きなアルバムの一枚で、名古屋方面の出張の際の旅のお供の回数が一番多い。
ハッピー・エンド系とまとめられることもあるが、ファースト・アルバムから独自の音を持っていた。
簡単にカントリー・ロックとも呼べない。
それは、独特の雰囲気を持った曲を作る中野氏と、百戦錬磨の告井氏のタッグによるもの。
アイドルワイルドと違い、センチはこの曲を含むファースト以降、何枚ものアルバムを発表し、現役続行中であることは、とても嬉しいことだ。
キティへ移籍後の「雨はいつか」も、いい歌ですね、尾城さん!

これも、何故か、シングルとアルバムがある。
いつからなんだ?