ラッシュ・アワー

meiteizz2009-04-10

毎日の通勤時のラッシュにはウンザリだが、それも後2か月あまり。
それでも、好きなラッシュがある。
それは、ブルース・マンのオーティス・ラッシュ。
B・B、フレディ、アルバートの3代キングもいいが、マジック・サムと並んで大好きなブルース・マンの彼は、2004年に脳梗塞で倒れてから、リハビリを続けているらしいが、新作アルバムの噂は聞かない。
そんなオーティスのライヴ音源が、2005年に発売された1976年のシカゴのクラブでの驚愕のライブに続いて、2001年のシカゴ・ブルース・フェスでの音源が発売された。
オーティス・ラッシュは、スタジオ録音のアルバムの数は少ないが、ライブ・アルバムの数は結構多い。
1975年の日比谷野音でのライブ・アルバムは少々情けない出来だったが、それはそれでOKで、本格的に活動再開期の1980年代の半ばのライブ・アルバムはご機嫌な出来である。
1985年のサンフランシスコでのライブ・アルバム「TOPS」、1986年のブレイク・ダウンをバックに従えたライブ・イン・ジャパン、前述の1976年のシカゴでのライブ。
それらのアルバムに匹敵するくらいのご機嫌なのが今回のアルバム。
珍しくホーン・セクションまで従えたこのライブ、ギターはブリブリ、ヴォーカルはブイブイ、爺にとっちゃご機嫌x100くらいなのだ。
こんな最高のブルース・マンなのに人気が今ひとつなのは、水玉模様のギターを弾く某ギタリストみたいに派手なパフォーマンスが出来ないからなのか?