フランキー、そしてハシエンダ

meiteizz2006-07-01

病気療養中のフランキー・ミラーの新作CDが届いた。
残念ながら、病気完治ということではなく、数年前に録ってあったボーカル・パートにジョー・ウォルシュやニッキー・ホプキンスなどが全面協力して演奏を被せたアルバム。
往年のフランキーを彷彿させるボーカルにスワンピーなバックという嬉しい内容。
やはり、フランキー・ミラーは良い!
早く復活して欲しいが・・・・。


さて、もう一枚新作CDが。
昨年、ダン・ペンのプロデュースで(一部で)話題になったハシエンダ・ブラザースのセカンド・アルバム。
今回も、2曲を除いてダン・ペンのプロデュースで、「カントリー・ガット・ソウル」サウンド。(インナー・スリーブには「THE SOUND OF WESTERN SOUL」とあるが。)
1曲目からハイ・サウンドオーティス・クレイを思い起こさせるミディアム・テンポの曲。
続いて、カントリー・バラード。
パーシー・スレッジやジェイムス・カーなどに歌わせたら、と思う。
ペダル・スティールが泣いている。
その後も、この曲はあの人に、などと思いは膨らむ。
ただし、ハシエンダ・ブラザースのボーカル:CHRIS GAFFNEYが良くないというわけではなく、彼の歌がご機嫌なのが前提にあるのだ。
DAVE GONZALEZのギターもツボを押えた演奏だ。
渋く、地味なアルバムであるが、爺にとっては「ご機嫌」X100!!
この夏、爺のヘヴィー・ローテーションは間違いなし。



ダン・ペンさん、そろそろご自身のアルバム制作もよろしくね!!