SANTIAGO TAMURA って??

meiteizz2006-05-14

マイミクのウチ2さんのブログで気になって、SANTIAGO TAMURAさんの自主制作のCDを2枚注文して取り寄せたら、もう1枚おまけが付いて来た。
注文したのは、「SANTIAGO'S BARRELHOUSE」と「SHIPS BRINGS GOOD-BYE」というアルバムだ。
他にも、沢山あるみたいなのだが、最初は欲張らずに、という訳。
正直、大した期待はしていなかったが、これが予想に反して素晴らしいCDだったのだ。
「SANTIAGO・・・」はタイトル通り戦前のバレルハウスをイメージした、レオン・レッドボーン好きな人などはニンマリとする内容。
SHIPS・・・」はインスト・アルバムで、映画音楽のサントラと言ったら信じる人がいるかも。
2枚とも、センスの良さが充分すぎるほど分かる出来なのだ。
しかも、プロデュース、アレンジ、作曲、エンジニア、ギター、サックス、クラリネットアコーディオン、ベース、パーカッションなどなど、全て一人での作品。
各楽器の腕前もなかなかのもの。
しかも、ジャケットのセンスも「バッチグっ!」

どのアルバムも甲乙つけ難いのだが、爺の一番のお気に入りは、おまけで貰った「RUNNBO DE JAPON」というアルバム!
「SANTIAGO・・」は英語の歌で、「SHIPS・・・」はインストなのだが、「RUNBO・・・」は日本語の唄とインストの組み合わせで、サウンドはメキシコ風中心、その上ユーモアたっぷり!
1曲目の「ウルトラマン・スカ」から飛ばす飛ばす!
2曲目の「let's go bullshit」を日本語で歌うと「それ行け、く*野郎!」
思わず、ニタニタ
全てっていいほど、いい曲ばかりなのだが、爺的には、短い会話劇風(メキシカンvs.ジャポン)の「hey amigo!」とシュールな会話劇「sumidagawa hanabi night」、東京の地名を並べた「tokyo meixiconize plan」。
それに「under the roof of tokyo」。
あの曲のカバーです。
いや〜、実に怪しくて、不法入国のメキシカンが滞在費を稼ぐ為に吹き込んだんだ〜、とついつい言いたくなってしまう部分も。


先日紹介した「SWEET HOLLYWAIIANS」が真面目な研究者タイプとするなら、SANTIAGO TAMURA氏は、粋な旦那さん、といった感じかな。
いやはや、世の中、面白い人がいっぱいいて、楽しいな〜!!