フリッツさん、ありがとう!魔法を信じてよかった!!

meiteizz2006-04-03

小雨模様の渋谷を待ち合わせの友人達と今日の目的「フリッツ・リッチモンド・トリビュート・イン・トーキョー」の会場へ向う。
一抹の不安と大きな期待を胸に。
会場ではもう開場していたが、まだまだ多くの人が入場を待っている。
超満員。
この中の何割の人が心待ちにしているのだろうか?
半分、7割、いや全ての人が心待ちにしているのだろう。
ステージの背には、フリッツさんの幼少の頃から亡くなる最近までの写真が写しだされている。
さ〜、そろそろ開演だ。
なんと、あの人が、いきなり、トップ・バッターで登場だ〜!!
凄い拍手と歓声!!
そう、皆が心待ちにしていた【ジョン・B・セバスチャン】の登場。

前日の横浜ジャグバンド・フェスに出演した際はハーモニカの演奏が主だったので、歌わないのでないかという噂は本当なのか?という一抹の不安があった。
しかし、その不安は見事に払拭された。
全盛期の歌声との比較云々は、もういい。
目の前で歌ってくれているのは、間違いなく「あの」ジョン・B・セバスチャンなのだから。
前回来日の「鯨のコンサート」は、もう遠い記憶の彼方だから、今目の前のジョンが大事なのだ。
「魔法を信じるかい?」も「デイドリーム」も歌ってくれた。
涙腺が少し・・・・・・・。
ライブは、ジェフ・マルダー、ジム・クエスキンのソロ・コーナーに加え、マッド・ワーズや故フリッツさんお気に入りのオールド・サザーン・ジャグ・ブローワーズなどの日本のジャグ・バンドも参加し、セッション大会だ。
しかも、細野晴臣氏もベースとマリンバで参加。
最後のセッションでは、ウォッシュ・ボード担当だ。

いやはや、一夜経った今でも、あの興奮が蘇る。
会場のみんなと一体化した「スティーリン」を、天国のフリッツさんは聞いてくれただろうか?
会場で配られたパンフレット。丁寧な仕事だ。