ミラクル・ファジーな夜

meiteizz2005-11-04

昨夜は、横浜・天王町のライブ・ハウス兼飲み屋:オレンジ・カウンティ・ブラザースで行われる藤田洋介さん(ミラクルトーンズ)のライブへ出かける予定だったのだが、共演バンドの都合でお流れになったらしい。
ということで、その空いたスケジュールがそのまま、ミラクルトーンズの公開リハーサルとなる噂を聞きつけて、エッチラオッチラ出かけて行った。
お店の入っているビルの前に到着したが、店の看板に電気が入ってない。
ひょっとしたら、これが噂に聞いた臨時休業、もしくは遅延開店なのか、と不安がよぎる。
不安を抱え、ビルの階段を登って行く。(因みにお店は3階にある。)
これで、開いてなかったら、この階段は年寄りには応える。
と思いきや、2階の途中から音が漏れ聞こえてきた。
そっと、店のドアを開ける。
やった、ミラクルトーンズの皆さんがセッティング中。
爺の入店に気付いたドラムのハロルドさんが「好きなところに座って下さい」と声をかけてくれたので、他のメンバーの方々も気付いてくれた。
お客(?)はタクちゃんさんのみ。
そんなこんなで、リハーサルが始る。
これが、またライブ以上に楽しい。
ボーカルの飯田さんが中心にカバー曲を選曲しリハに突入するのだが、その飯田さんのファジー加減が爆笑なのだ。
カントリーのカバーの選出も、カントリー・ロックじゃなくて、もろカントリーをということでハンク・ウィリアムスの曲を急遽やり出すし。
でも流石、強者のメンバー。
ワン・コーラス流すとベーシック部分はバッチリとなり、ツー・コーラス目からは各自いろんなアレンジが入ってくる。
リハが進むにつれ、飯田さんのメートルは上がり、ファジー加減は正比例してモア・ファジーへ。
急に、普段はボーカル担当曲ではない「星くず」を歌いたいと練習開始。
これが、またうまく歌えない。
出だしのフレーズを微妙に間違えて覚えているらしく、そのせいでその後のフレーズがシャープ気味にずれて来る。
見学者からの笑いとブーイングの中、作者の藤田さんなどから歌唱指導が入り、何回目かでやっと型になる。
しかし、こんなことにメゲナイ飯田さんは、ファジー加減も最高潮!
ちょっと難しいコード進行のインスト曲では、ギターを置いて聞き役に。
難しいから、はなから覚える気がないらしい。
休憩を挟んで2時間ほどの公開リハーサル。
お客は爺を含めて、5人。しかもお友達、知り合いばかり。
バンドのメンバーも5人。
う〜ん、何だかな〜?
終電が気になる爺は、11時過ぎに退席。
駅まで、藤田さんとご一緒。
そういえば、風邪で体調が悪いので早退すると言っていた藤田さん。
最後までリハしてたけど、体調は大丈夫なのだろうか?


いや〜、久々に「ファジー」という言葉を再確認した夜だったのだ!