今週の45’s(pt,2) ② ワンダフル・ワールド

meiteizz2005-11-01

原宿にたむろっていたバイカー達が集まって作ったバンド、クールス・ロカビリー・クラブが、メンバー・チェンジを繰り返して、クールスという名前に変わってからは、音楽的リーダーのジェイムス藤木の趣味もあったのか、ポップな楽曲も多かったようだ。
山下達郎がジェイムス藤木にほれ込んで、あるアルバムのプロデュースをしたという説もあるぐらい。
このシングル盤は、A,B面ともR&Bの超有名曲のカバー。
A面の「ワンダフル・ワールド」は数多くのカバーを生んだ、サム・クックのヒット曲。
B面は'60年のサザン・ソウルの代名詞:アーサー・コンレイの「スゥイート・ソウル・ミュージック」のカバー。
ともに、日本語への訳詩だが、A面は今や(一部に)人気絶頂の横山”クレイジー”剣の訳詩。



真赤な太陽が Bay Side そめるころ
いつものあのBarへ 口笛吹きながら
せつない思いの なつかしいSweet love song
It's WODERFUL WORLD thisi for be


いかしたStepで 陽気に Do the Cha-Cha-Cha
照れ屋のマスターも 仕事忘れ Do the dance
せつない恋の夢 うるわしいSweet love song


誰もが 孤独なSoldier
虚しさに 傷ついた
心をつつむ 愛を探して


せつない恋の夢 うるわしい Sweet love song
it's WONDERFUL WORLD this for be ・・・・・・


クールスが単なるR&Rバンドではなかった、ということを思わせるシングル盤だ。
誰か、カバーのカバーは、いかが?

ところで、ジャケットでの剣さんは、どの人でしょうか・・・・。