保安官に捕まって:シェリフ at ペーニャ

meiteizz2005-08-01

昨夜は、保安官に捕まってしまった。
というか、シェリフというバンドのライヴの虜になってしまったのだ。
シェリフというバンド、名前は聞いたことがあったが、ライヴはお初なのだった。
シェリフのHPによると、バンドの結成は1974年で、既に色んなバンドで活躍していた連中が集まって結成されたとのこと。
1976年に一度解散し、ヴォーカルの増田俊郎氏はソロでワーナーからデビューし、他のメンバーもセッションなどで活躍していたらしい。
1998年に再結成し、現在も各々の活動の合間に、シェリフとしても活動し、初のアルバムも発売している。
昨夜のライヴは、大した告知もしていないとのことだったが、どうして満員で、メンバーがステージ(ってお店の一角)に行くのも、一苦労、という具合。
メンバー7人に、お客が3〜40人。
普段はレストラン・バーのお店は、ライヴが佳境に入ると酸欠寸前!(は、ちと大袈裟?)
この、大阪・長堀橋・ペーニャは知る人ぞ知るライヴ・スポットらしく、小坂忠さんもシークレット・ライヴをやったらしい。
壁には再結成後のリトル・フィートのサインまであった。
さて、ライヴの方は、いきなり「エイン・ガット・ホーム」からのぶちかまし
これは、ザ・バンド風だなと思っていると、2曲目は「ホーリー・カウ」。
やられた、いきなりムーンドッグ・マチニーで来たか〜!
その後、スティーヴィー・ワンダーのカヴァーや「ザ・ウェイト」など、1部はカヴァーで迫る。
30分ほどの休憩を挟んで、2部はオリジナル曲中心。
が、そこはそれ、米国音楽が好きと思われるメンバーが演奏する曲は、「おっ、これは」とか「こう料理したか」と思わず、ニンマリしたりも。
そうそう、このライヴで、釣り師・シンガー・ソングライターの五十一(いそいち)さんとも再会。(この人のスライド・ギター&唄はご機嫌ですよ!そうだ、廣川さん、ディストリビュートはいかが?)
五十一さんは、元ネタを大声で言うから、ヒヤヒヤ(笑)
しかし、このライヴに誘ってくれたHiroshiさんから事前に聞いていたが、やはり酒飲みバンドだった。
器材のトラブルなどでちょっと間が空くと、「ビール下さい」の声が、メンバーから出てくる(爆)
フィドルの人意外は、皆、飲んでいる。
でも、演奏はバッチリ、ご機嫌の一言!
正直言って、バカテクとか凄いという派手な印象は無いが、安心して聴いていられる安心感がある。
ヨイショを承知で言えば、燻し銀の旨さ、なんだな。
バンマスのベースの人がHiroshiさんとの会話の中で、「気心知れてるから安心して演れる」みたいなことを言っていた。
ホント、長年の友が楽器を持ち寄って、「さ〜、ちょっと演るべ〜」と始める雰囲気。
ね〜HIroshiさん、These Daysもあんな風に出来るといいね!
愛すべき呑み助バンド・シェリフに囚われた夜だった。
次は、10月に大阪・梅田のバナナ・ホールでやるとのこと。
楽しみ、楽しみ!
ま〜、その日を待ちながら、取りあえず「乾杯!」