指を咥えて・・・。

ショー・ウィンドウを眺めている。
会社の近くに、中古ギター屋さんが2軒ある。
1軒はあちらのヴィンテージ・アコギ中心。
もう1軒はアコギでも、国産の中古専門。
国産といっても、中にはマーチン、ギブソン並の高価なのもある。
こっちの方のギター屋さん、隣の隣にエレキ(国産)のオールドの店も出しているが、アコギの店の方に声をかけて開けてもらわないと入れない。
面倒臭いので、いつもショーウィンドウ越しに、ギターを眺めている。
爺にとって、リーズナブルなのがあると、「売れないで!」と願うが、そういうギターに限って無常にも売れてしまう。
先月も、もう3ヶ月以上売れていないのがあったので、夏のボーナスまで売れないでと願ったけれど、やはり無理だった。(当たり前田のクラッカー!)
今回も、1本欲しいのが飾ってあった。
万札、何枚かで買えるのだが、その万札に余裕がない。(時には千円札さえ余裕がない。)
飯代は削れるんだが、どうも酒代が削れないから、金が貯まらない。
あのギター、あと2ヶ月ほど売れないで欲しいのだが。
しょうがない、来週も子供みたいに指を咥えて・・・・・・。