ひっそりと

meiteizz2006-08-27

ジェシエド”デイヴィスと同じくネイテイヴ・アメリカンのミュージシャン:リンク・レイのポリドール時代の5枚のアルバムのうちの3枚が、2枚のCDに収められて発売されていた。
「WRAY'S THREE TRACKS SHACK」というタイトルのこのCD、には、1stの「LINK WRAY」米国未発売の「BEANS AND FATBACK」と、バックを勤めた「MORDICAI JONES」の3枚がフル・サイズで収められている。
3枚ともフル・サイズのCD化はお初のはず。
セカンド・アルバムの「BE WHAT YOU WANT TO」は、既にCD化されていたので、フル・サイズでの未CD化の残りは「THE LINK WRAY RUMBLE」のみとなった。
リンク・レイは50年代からインストの「ランブル」や「ジャック・ザ・リッパー」のヒット曲を放ったりし、’70年代前半のポリドール時代を経て、その後はヨーロッパ中心で活躍し、2005年に76歳で亡くなっている。
ジェシエド”デイヴィスの活動期間の短さに比べ、あっぱれである。
リンク・レイのポリドール時代のCD化は、以前「GUITAR PREACHER The Polydor Years」という2枚組CDが出ていた。
このCDは、「MORDICAI JONES」を含めたポリドール時代の5枚のアルバムから選曲されたベスト的内容だった。
1stのみ全曲収録、「BE WHAT・・・」から7曲、「BEANS・・・」か6曲、「MORDICAI・・」から5曲、勿論「THE LINK WRAY RUMBLE」からも8曲を収録。
既に店頭では見かけ辛くなっているが、こちらの方が入門的には良いだろう。

リンク・レイ、もう少し評価して欲しいミュージシャンの一人だ。