スキャンダラス横浜!2夜

meiteizz2005-09-06

その一夜。「横浜スキャンダラス・ナイト」atサムズ・アップ(9/4)

いやはや、ご機嫌な夜とはこんな夜のことを言うのだろうか。
転勤の部屋探しにかこつけて、ライヴ三昧。
ラクルトーンズのライヴ・初体験に胸はワクワク。
部屋探しの途中に、友人のTabaさんから電話があり、サムズにて合流。
開演までに時間があるおかげで、二人とも酒が進む。
ライヴはタマシロ・マーケットからスタート。
このバンドは、ハワイアン・バンドだが、一般的な観光ハワイアンではなく、ギャビー・パフヌイらに代表されるリアル・ハワイアン・ミュージックのバンド。
ラップ・スティール、アコースティック・ギターウクレレ、12弦ギター、フラット・マンドリン、ベースの楽器編成だが、グルーヴ感溢れるサウンドは、なかなかのものだ。
サムズ・アップのオーナー・佐布氏率いるエンジェルズは、日倉士歳郎氏、大庭珍太氏などがバックを固める。懐かしい'70年代を思い出させるサウンド
ベースの大庭氏が、既に酩酊直前のため、早々と終了。
会場は、新橋界隈の居酒屋と化していくのか・・・・。
さてさて、親父臭さが蔓延した会場に、つかの間の爽やかな風が吹いたのは、清川村ジョニ・ミッチェルという異名をもつsachikoさんが登場した時。

オリジナルに加え、「サークル・ゲーム」「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」「ウィリン」など親父心を虜にするカヴァー選曲に、爺もただ涙。(笑)
しかし、爽やかな歌声だ。
酔った大庭氏の親父的掛け声にも、屈っしない清らかさが胸を打つ・・・・。
汚れきった爺の心も一瞬だけ、キレイになったような気が・・・・・。
トリは、御大・藤田洋介さん(ex夕焼け楽団)率いるミラクルトーンズだ!
藤田さんも、メンバーの飯田さん(exオレンジ・カウンティ・ブラザーズ)など、既に呑んでいて、ステージが始る頃にはただの酔っ払い親父集団と化していた。
が、さすが百戦練磨のツワモノ。ステージに立つとバッチリ!
唯一の例外、飯*雄*氏を除いては、だが・・・・。

(弾きまくりの藤田さんの後ろで、ギターを弾かず酒のグラスを手にする飯*氏、そしてミラクルトーンズをバックに唄うsachikoさん)

藤田さんのギターが唄う、唄う。
懐かしい夕焼け時代の曲も含め、バリバリのサウンド
同伴のTaba氏と二人で大合唱&涙ウルウル(笑)
藤田さんをはじめ、寺西さん、ハロルドさん、タクちゃんさんなどに、初対面にもかかわらず暖かく迎えていただき、感謝、感謝。
残念なのは、持参したデジカメが古いため、フラッシュが届かず、良いショットが少なかったこと。でも、そんなことは関係ないくらいの楽しい夜でした、ハイ!

その2夜 「マーク・ベノと素敵な仲間たち」atサムズ・アップ(9/5)

待望のマーク・ベノの来日だ。
狭山には行けないので、マーク・ベノの大阪公演だけはなんとしても行かねば、と考えていた矢先、横浜のザムズ・アップでもライヴが。
ザムズ・アップという小屋は、爺的に好きなライヴ小屋で、音響もしっかりしているから、横浜公演に行こうと決意。
ということで、2夜連続でサムズ・アップ通い。
入り口で友人の小宮氏にばったり。
あっちは、爺が横浜にいるのでビックリ。
ヨッシー氏もいるというので捜すと、ヨッシー氏もビックリ。
思わず「何で此処にいるの?」と聞かれるので、少々事情説明。
そんなこんなで、いよいよ開演。
狭山でのライヴでは、ヴォーカルは良かったが、ギターの方は弾きまくりが目立ち、いまいち、という噂を耳にしていたので、少し不安だった。
ライヴは、バックを勤めるラリー・パパ&カーネギー・ママの演奏でスタート。
聴く度に、アレンジを変え進化していくラリー・パパ。
今回は、ファンキー度200%アップ。
次は単独ライヴをきちんと聴きたいと感じさせてくれた。
いよいよ、マーク・ベノの登場。
ん?この人は?
てな感じで、腰まわりは曙か小錦か?  比べりゃ、爺のウエストは可愛いもんだ。
しかし、唄いだすと確かにマーク・ベノのあの声!
う〜ん、アルバム・ジャケットから想像した姿とは・・・・。
いや、人は変化し続けるのだ。そうだ。
ギターも噂とは違い、ラリパパに演奏面は任しているかのごとく、ツボを押えた演奏だ。
ラリパパとの共演レコーディングもいいのでは、と思わせる。
ライヴは、初期のアルバムの収録曲を中心に進行する。
ラリパパのバッキングもしっかり、「雑魚」スワンプ・サウンドを表現しているから嬉しい。
途中で、スペシャル・ゲストの登場で客席が大いに沸く。
「雑魚」仲間で、現ベンチャーズのギター:ジェリー・マギー氏と、Dr.Kこと徳武弘文氏の登場だ。
旧友・徳ちゃんは、自分のギター持参だったが、ジェリー氏は現地調達みたいなテレキャスターを弾いていたが、流石「弘法、筆を選ばず」だった。
徳ちゃんに聞くと、ジェリー氏、今、ベンチャーズの恒例のジャパン・ツアー中で、昨日はオフだったので、来たとのこと。
なので、横浜公演のみのスペシャル・ゲストという訳だ。
生で聴くジェリー氏のギターは、ブルースを弾いていても、カントリーっぽさを感じる。
カントリー・ブルースということではなく、カントリー・スタイル・ブルース・ギターとでも表現すればいいのだろうか・・・・。
マークさん、日本でジェリーさんに会えたのが嬉しかったのか、最後の方でも二人は呼ばれ、再度共演。
いやはや、スキャンダラスな夜だった!
最後は、お決まりのCD即売で買った人へのサイン会。
勿論、写真もね!(ジェリーさんともね)
ライヴ写真は、フラッシュ遠慮に上に、途中でスタッフから「ダメ」が出たので、残念だが少々。